太陽光発電をしてみたいけれど、費用が気になっている人は多いのではないでしょうか?導入コストを下げるのに有効なのが、見積もりをとることです。
太陽光発電の業者は、京セラ、パナソニック、シャープ、三菱電機、ソーラーフロンティアと大手だけでも5社。私たちと契約する代理店はいくつもあるので、見積もりを取って比較することが、太陽光発電を安く始めるコツです。
しかし、見積もりを取ったとしても、専門外の私たちが見極めるのは至難の業。そこで、これから太陽光発電を始めたい私たちにも確認できる3つのポイントをまとめました。
1kW当たりのコストを比較する
見積もり価格には様々な項目があります。モジュール(ソーラーパネル)代や設置費用などが主な導入費用になりますが、これらの合計価格だけで判断するのは危険です。
例えば、A社の見積価格が300万円、B社の見積価格が280万円だとします。しかし、A社の発電量が8kW、B社7kWであれば、1kWあたりのコストは、A社37.5万円、B社40万円となり、A社の方が割安です。
どうしても予算が280万円以内であればB社を選ばざるを得ませんが、予算面で問題がなければ、1kWあたりのコストが低い方を選んだ方が良いのは明らかです。
他社の強みを根拠に交渉する
数社の見積もりを取ると、A社はモジュール代が安い、B社は設置費用が安い、C社は付属品代が安いといった、それぞれの会社の強みがわかります。
この中で、見積もりの総額はB社がもっとも安かった場合、B社に「モジュール代を◯◯万円(A社)と同額にしてもらえませんか?」と交渉してみましょう。
B社としては、ただ「値引きをしてください」と言われるより、A社のモジュール代が安いという根拠を持って交渉された方が、応じやすくなります。
インターネットの見積もりサイトを使う
見積もりを取って比較すべきポイントを述べてきましたが、そもそも見積もりの取り方を間違えていたら本末転倒です。オススメの見積もりの取り方はズバリ、インターネットの見積もりサイトを使うことです。
もちろん、訪問業者や店舗型代理店から見積もりを取っても良いのですが、それはインターネットでの見積もりを取った後が良いでしょう。
何故ならば、訪問業者や店舗では“人”が相手。しかも、プロの相手です。「安くなるように交渉しよう!」と意気込んで訪れても、いざプロが相手となると、巧みな話術や専門的な話に言われるがまま契約してしまいたくなります。特に担当者と親しくなってしまうほど、情が湧いて危険性です。
また、訪問販売や店舗型代理店は、営業員の報酬や店舗に関わるコストが上乗せされているので、価格も高くなりがちです。
見積もりを取る際は、まずインターネット見積もりサイトを活用して冷静な状態である程度候補を絞り、その後、興味のある業者にコンタクトを取るという方法を取るようにしましょう。
【まとめ】見積もりを活用して安く始めよう
太陽光発電は、投資面でも自然環境保護という側面でもとても可能性のあるものです。一方で、導入にはある程度まとまったお金も必要になるので、コストを抑えたいと思います。
少しでも安く始めるには、インターネットの一括見積もりサイトを活用することです。1kWあたりのコストで比較し、客観的な材料を持って業者に連絡を取れば、有利に交渉を進めやすいでしょう。
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