売電収入や環境への意識、将来の安心…太陽光発電を始める理由は様々だと思います。しかし、いざ太陽光発電を始めて「毎日の天気が気になって仕方長い」「思ったより売電収入が少ない」「メンテナンスにお金がかかった」ということがあっては、落ち着いて生活することができません。
そこで太陽光発電とうまく付き合っていくためのコツを3つご紹介します。
発電量に一喜一憂しない
太陽光発電は天候に大きく左右されるのは間違いありません。雨の日が多ければ当然、発電量も売電収入も減ります。
しかし天気をコントロールすることはできませんし、天気を正確に予測することは誰にもできません。過去のデータを元に発電量をシミュレーションしていても、今年の天気がそうなるとは限らないのです。
天候にも一定のリズムがあり、雨の日が多い年や気温が低い年が周期的に巡ってきます。そうしたことを考慮した上で、太陽光発電は少なくとも1年、長くて3年ほどの周期で付き合っていくことが大切です。
最初にメンテナンス計画を立てておく
太陽光発電の設備は消耗品なので、年を追うごとにどうしても発電効率が落ちてきます。しかし、太陽光パネルの洗浄や部品の交換などで、効率の低下を緩やかにすることができるのです。
特に発電効率が高い導入初期の数年にメンテナンスをしっかりしておくと、効率的に発電量を高めることができます。
ですので、設置する時点でメンテナンスのタイミングや、依頼したい業者を決めておくことがポイントです。なお、メンテナンスの際にパネルに傷がついてしまうのも、発電効率を下げることに繋がりますので、必ず実績のある専門業者に依頼するようにしてください。
普段は発電モニターをチェック
日々の不安を軽減し、効率的な太陽光発電を目指すなら発電モニターをチェックすることが大事です。
発電量そのものではなく、発電量の変化を確認して、明らかに減少傾向にあるといった場合ならば何かしらの故障やメンテナンスの必要性を疑ってみましょう。変化に早く気付くことで、余計な修理コストの発生や、売電収入の機会損失を防ぐことができます。
【まとめ】
太陽光発電は最初にしっかりと計画を立て、1〜3年の期間で区切りながら見ていくことが、うまく付き合っていくコツです。
太陽光発電を導入後は、一日一日で一喜一憂するのではなく、
日々の変化は発電モニターで確認し、異常な変化が現れた時にはすぐに対応するようにしましょう。
しっかりしたメンテナンスの積み重ねが最終的に大きな収益に繋がります。