2009年に固定買取制度がスタートしてから、一気に広がった太陽光発電ですが、最近では買取価格の下落などで太陽光発電の導入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
しかし太陽光発電には多くの魅力があります。太陽光発電を考える際に知っておきたい、メリットとデメリットをまとめました。
魅力的!太陽光発電の5つのメリット
太陽光発電には大きく5つのメリットがあります。
資源がたくさんある
太陽光発電の原料は太陽の光、たくさんどころか今のところほぼ永遠に手に入るものです。しかも調達コストは無料。
石油も天然ガスは資源に限りがありますし、空気(風力発電)や水(水力発電)も調達コストが無料と言っても、集めるのが大変です。
もちろん太陽光発電パネルなどの装置に費用はかかりますが、他の発電システムと比べたらそのコストは格段に安いと言えるでしょう。
クリーンエネルギー
太陽光発電はクリーンエネルギーです。二酸化炭素が発生する火力発電や、事故があった時の汚染が大きい原子力発電に比べると、とても綺麗で安全性の高い発電方法と言えるのではないでしょうか。
国が推し進めている
資源がたくさんあり、クリーンエネルギーであることから国としても積極的に太陽光発電の導入を推し進めています。
買取制度がその典型で、太陽光発電で得られた電気については一定の期間、決まった価格で買い取ってくれることが決まっています。収益などもある程度計画を立てられるのは、メリットです。
誰にでもチャンスがある
太陽はどこにでも降り注いでいるので、誰にでも有効活用するチャンスがあります。確かに初期費用はかかりますが、絶対に買えないような価格ではなく、ローンなどを活用することも可能です。
調整や管理がしやすい
太陽光発電は、太陽光パネル(モジュール)の数で発電量をコントロールできるため、スペースの大きさや形に合わせて調整することができます。
また、主な装置はパネルとパワーコンディショナーの2つで、他の発電装置と比べるとシンプルです。そのため管理がしやすく、故障しても修理しやすいのが魅力と言えるでしょう。
太陽光発電の2つのデメリット
太陽光発電の主なデメリットは2つあります。
夜に発電しない
太陽光発電は光がないと発電できないので、夜はただの装置になってしまうのがデメリットです。ただし最近は、昼間に発電し多分を蓄電して夜に使える装置がどんどん改良されてきているので、有効活用しても良いでしょう。
季節や天候の影響を受ける
太陽光発電の効率は、日照時間や温度に左右されます。一般的には日照時間が長くて暑くなりすぎない5月がもっとも発電効率が良いとされており、夏場は気温が高すぎるため、冬場は日照時間が短いために発電効率が落ちるのです。
また日々の天候も重要で、曇りや雨天では大きく発電効率が落ちます。昼間でも暗いような悪天候の場合、ほとんど発電されない可能性があることも考慮しておきましょう。
【まとめ】太陽光発電はメリットが多い
太陽光発電は、資源面、環境面、制度面で優れた点が多く、デメリットを補ってなおメリットがあると言えるでしょう。
ただし、国の方針や制度は変わることがあるため、常に最新情報を入れるようにしておくことは大切です。
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